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【神様図鑑】天照大御神~ 太陽を司り、高天原を治める日本神話の最高神

天照大御神 神様図鑑

高天原(たかまがはら)を照らす光の神、天照大御神(あまてらすおおみかみ)。

彼女が岩戸に身を隠したとき、世界は一瞬にして暗闇に包まれました。八百万の神々が力を合わせ、再び光を呼び戻したこの物語は、日本神話の中でももっとも象徴的な場面のひとつです。

天照大御神は太陽を司る女神であり、皇室の祖神として日本の信仰と歴史の中心に立ち続けてきました。

神様の基本情報

天照大御神

名前(正式名称・別名)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)/天照大神、大日孁貴(おおひるめのむち)

主なご利益
・所願成就
・運気上昇
・困難打破
・国土安泰
・家内安全
・勝負運向上
・学業成就
※ご利益は各地の信仰・伝承に基づく後世の解釈を含みます。

所属する神系譜
天津神(あまつかみ)
三貴子(みはしらのうずのみこ)の一柱

神格と性質(象徴)
・太陽神/高天原の主宰神/皇祖神
光と秩序をもたらし、八百万の神々を統べる最高神格。

神様を表すシンボル(動物・アイテム・色など)

・八咫鏡(やたのかがみ)
  天照大神を導き出した神器。
  真実を映す鏡として、皇室の三種の神器の一つ。
・常世の長鳴鳥:岩戸神話で夜明けを告げる象徴的な鶏。
・清らかな水・光:太陽と禊の清浄を象徴する。
・金色・白色:神聖・再生・光明を表す色。

登場する神話・物語

『三貴子の誕生』
父・イザナギの禊から誕生し、高天原の統治を任される。

『誓約(うけい)と須佐之男命の乱行』
弟である須佐之男命との誓約を経て天上界に迎えるが、その乱暴によって事件が起こる。

『天の岩戸神話』
怒った天照大神が岩戸に隠れ、世界が暗闇に包まれる。神々の計略で再び姿を現す。

『天孫降臨』
孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に地上統治を命じ、皇室の系譜を定める。

ゆかりの神社

【全国の代表的な神社】

  • 伊勢神宮、内宮(三重県伊勢市)
    日本全国の神社の中心とされる天照大神の総本社。
    内宮は太陽神を祀る荘厳な空間で、20年に一度の式年遷宮が行われる。
    参拝は五十鈴川の清流で手を清めることから始まる。
  • 天岩戸神社(宮崎県高千穂町)
    天の岩戸伝承地とされる洞窟を御神体とし、岩戸神話の舞台を今に伝える。
    近くの天安河原では、八百万の神々が集まって話し合ったという伝承が残る。

【関東・千葉県の神社】

  • 伊勢山皇大神宮(神奈川県横浜市)
    「関東のお伊勢様」と呼ばれる、関東で最も格式が高いとされる神明造の神宮です。
  • 鎌数伊勢大神宮(千葉県旭市)
    干潟八万石の総鎮守として創建され、地元では「お伊勢さま」として広く親しまれています

神様のエネルギーとメッセージ

エネルギーの質

強い光と清浄さで闇を払い、全てを包み込むような慈しみと秩序の力。
停滞を打ち破り、前へ進む力を与える。

日常生活へのメッセージ

心に曇りがあるときこそ、あなたの内なる光を見つめ直すときです。
迷いを払い、凛と立つことで道は開けます。

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